【和歌山県】特定外来生物『クビアカツヤカミキリ』の被害が広がっています。
特定外来生物『クビアカツヤカミキリ』県内でも被害発生しています。
もも、すもも、うめ、さくらなどの樹の内部を食い荒らし、枯らしてしまう外来昆虫です。
特定外来生物に指定されており、飼育や移動が規制されています。生きたまま持ち運ぶことは違法とされています。
【成虫】
体長:2~4cm
体長:2~4cm
特徴:光沢のある黒色 前胸(クビ)は赤色
雄の触覚は体長より長く、雌の触覚は体長より短い
生態
分布:中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾、ベトナムなど
寄主:バラ科の樹木(生木)に幼虫が食入
日本ではさくら、もも、うめ、すももなどで確認
【生態】
幹や樹皮の割れ目に産卵
産卵期:6月下旬~8月下旬
産卵数:平均約350個 最大1,000個以上の個体有り
幼虫は樹の内部を食害し、枯死させる(活動時期3月下旬~10月)
樹から特徴的なミンチ状のフラス(虫糞と木くず)を排出
11~3月は幼虫が樹の中で越冬
卵から1~3年で成虫が羽化
羽化期:5月下旬~8月上旬
成虫は昼間活動する
発見したら最寄りの振興局に連絡してください。